気にしすぎママのブログ

頭の中の整理整頓、備忘録。子育てや生活に活かせる心理学勉強中。

【家庭で療育】発達障がいについて、うちの場合。その1

発達障がいグレーゾーン

今日はうちの息子と私のことを書きます。

ちょっと真面目に。現在はコミュニケーション下手だし、不器用さんですが、

普通級の小学低学年です。 毎日楽しく学校へ通っています。休み時間もお友達と遊んでいるみたいです。あんまりおしゃべりしないのにどうやって遊んでるんだろう?

小学生男子って不思議。。。

でも、可愛くて可愛くて心配で心配で。。。

そんなこんなで、心配性ママの気にしすぎ生活は随分マシにはなってきたものの

まだまだ続きます・・・

今日は、個性的で不思議ちゃん?な息子の幼児期について書くよ。

心配性ママはすごく勉強しました。通信大学に通い直して発達心理学認知行動療法

認知神経、脳の機能など今も、勉強中。

知識や経験がついた今だからこそ、昔のことを話して、悩んでいる人の助けになれればいいなと思っています。

悩んでいる方、参考になれば幸いです。

注意、発達障がいは十人十色です。うちの場合が全ての人に当てはまるわけではありませんので、ご注意くださいね。

長文です。

1、2歳のムスコ、

ずーっと走ってる、そしてずーっとタイヤを見てる。水が流れているのをずーっと見てる。

まさか自分の子供が凸凹ちゃんだなんて・・・
だって普通の赤ちゃんだったし、可愛いいし、信じたくない
けど、他の子供となんか違う。。。気付き始めたけど受け入れられないわたし。

 

赤ちゃんの頃は普通に可愛いだけだったんですよ。笑うし、指差すし、離乳食もなんでも食べるし、首すわりも、はいはいも、歩くのも早かったのに・・・

歩き始めたら、 ん? 走ってどっかいっちゃう、名前呼んでも呼んでも、どっかに走って行っちゃう。公園行っても走ってる。柵を横目で見て走ってる。ずっと。

「その変な目やめなさい!」わたしは大きな声で怒鳴った。毎日のように。

「お店の中は、走らないで歩こうね!」毎日怒鳴った。

最初は人目を気にして小声で注意した。自分がしゃがんで、目線を合わせて注意した、

けど、目が合わない。「ママの顔を見なさい」3回くらいいうと、一瞬見るけどまた目をそらしてる。

わたしは毎日頑張って言い聞かせた。けど、ある日公園で、「あのこ変じゃない?」って、こそっと、遊びに連れてきているママたちがうちのムスコを指差して、話しているのが聞こえてしまった。

「やっぱり変なんだ・・・」

わたしは、嫌がるムスコを無理やりベビーカーに乗せ、その場を去った、

帰り道、ベビーカーを押しながら、涙が出てきた。

涙が次から次へと溢れた、止まらなかった、下を向いて早足でベビーカーを押した。

マンションについて玄関を閉めた途端、押し殺していた気持ちが耐えきれなくなって

大声で泣いた。子供みたいに泣いた。そしたらムスコも泣いた。

しばらくするとムスコは勝手にベビーせんべいを食べていた。

泣き疲れて、わたしはそのまま眠っていた。

 

マンションでの騒音トラブル。酒乱にクレームで怒鳴られる

ある夜、玄関のチャイムが鳴った。インターホンを出て見ると下の階のご主人だった。

玄関を開けると、

「うるせえよ、ドタバタドタバタ、我慢できねえよ」

酒の匂いをさせたそのご主人は大声でわたしに怒鳴った。

「すみません」謝るしかできなかった。

息子のせいだ。息子は多動なんだ。息子はじっとしていられないダメな子供なんだ。

どうしようどうしよう。

その日からムスコをどうにか、じっとさせようと怒鳴り、叱り続ける日々が始まった。

叱れば泣く、そうするとまた、迷惑をかける、どうしよう、どうしよう、

昼間は出かけよう。本当は嫌だけど、また変な目で見られたら嫌だけど、

こそこそしながら、毎日出かけた、行くところがないときは車の中でDSをさせた。

何やってるんだろう・・・

毎日毎日、なんでコソコソ悪いこともしてないのに・・・

息子がDSをやっている隣で、また今日も泣いた。コソコソ泣いた。

その後も夜中、何度か酒の匂いをさせてクレームを言いにきた。

ドアをガンガン殴られた。

菓子折を持って、昼間、謝りに行くと、普通の良い人だ。

あ、酒乱なんだ、この人、 その後気付いた。

どうしよう、もう怖いよ。怖い、、、わたしの中でストレスは限界にきていた。

そのとき大きな地震も重なって本当に辛かった。

 

男の子は言葉が遅いし、元気が一番!

 

ある日、行くところがまたないので支援センターに行った。

支援センターの先生?が一人いて、おもちゃで子供たちが遊んでいる。

じゃあ、うちらも遊ばせてもらおっか?おもちゃは何借りる?

なんて話しかけた時にはもう息子はいなかった。

また走っている。赤ちゃんたちを飛び越えてでも他の子供がいても関係ない。

ああ、やっぱりダメか・・・

息子の腕を引っ張って無理やりに笑顔を作りながら普通に遊ばせようとする。

普通に、普通のママにならなきゃ。

「ほら、おもちゃあるよ、走ると危ないからおもちゃで遊ぼうよ」

と促すと、他の子供が遊んでいたプラレールを横取りした。

「貸して」だよ?

「貸して」って行ってみよう?

全くわたしを見ない。貸しても言えない。

言えない?ん?そう言えば「貸してって」言葉発したことないな。

家では言うんだけど、他の子供に対して、

コミュニケーションとして言葉を使ったことがないな。

普段は「あっあっ」とか「ブーブ」とかしか言葉を発さないことに改めて気づく。

言葉は発しても他の子供とコミュニケーションを取ろうとしない。

公園にいてもそうだ。

ああ、やっぱり、外出すると、ダメなところばかり気づいて気分が沈む。

 

その時先生が話しかけてきた、

『こんにちはー、初めてですよね?かわいいね。」

たわいもない会話から始まった。 自分の心がそわそわした。なんか言われるかな?

ビクビクしていた。常にビクビクしていたけど、さらに変な汗が出てきた。

だた、遊びにきただけの普通の親子なはずなのに。

ずっとビクビクしていた。

「どう?毎日子育て大変でしょ?何か聞きたいことあったら、なんでも相談してね?

ありがたい言葉だった。

思い切って聞いてみた。

わたし「あの、すごく落ち着きがなくて、言葉も遅いみたいだし」

先生 「男の子は言葉も遅いし、元気が一番。あんまり気にしないでまた遊びにきて」

   『心配しすぎじゃない?』

わたし「そうですかね。ありがとうございます。また来ます」

ちょっとホッとしていた。久しぶりにホッとした。

でも、まだ走っていた。

 本当に大丈夫?

 

幼稚園 プレ保育の洗礼

 

2歳になり、申し込んでいた幼稚園のプレ保育にも通い始めた。

近所の厳しい幼稚園ではなく、少し遠くののびのび幼稚園を選んだ。

 

通ってみて、息子は楽しそうだけど、

やっぱり、他の子と違う、大丈夫なんかじゃない。って気持ちが強くなった、

 

通い始めて少したったある日、園長先生に、呼び出された。

発達について気になるので専門家にご相談してください。

その上で入園できるか決めますので。

うん、やっぱり。。。

でも なかなか受け入れられなかった。

帰りの車の中で、大声で泣いた。

息子はDSをやっていた。

それをみてまた大声で泣いた。わたしの気持ちは全然届かないんだね。。。

 

専門家?病院かな?どこにどうやって相談すれば・・・・

頭の中はずっとぐるぐるしていた。思考停止しているのに無理やりパソコンを開いて

調べ始めた。ダメだ、わたしだけじゃ決めらんない。

夜帰って来た、旦那さんに報告したらすごく怒っていた。なんだその園長!

そんな幼稚園入れんの?他の幼稚園にしよう!

自分の息子が発達が凸凹なんて信じたくないのだろう。 

怒っている旦那さんに わたしは言った。

「うちの子発達障がいなんじゃないかな?」 旦那さんは黙ってしまった。

悲しそうだった。 わたしは無言で抱きしめた。息子もふざけて入って来た。

3人でしばらく抱き合った。 

 

ある日、とても激しく癇癪を起こしている女の子がプレ保育のクラスに入って来た。

全く話さないし、激しい、そして積み木をずっと綺麗に並べている。お母さん大変だろうなって思ってお母さんをみてみると、

案外楽しそう。ん?違和感を覚えた。

なんで、あんなに普通にしていられるんだろう。。。

わたしは思い切ってそのお母さんに声をかけてみた。仲良くおしゃべりして連絡先も聞いた。そして後日思い切って聞いてみようと思っていたら、そのお母さんから

話してくれた。『うちの子自閉症なんだ』 と。「他の幼稚園のプレ断られてさー。」

びっくりした。普通にさらっと言ってくれた。

変な話かもしれないけど、すごくポジティブだった。ポジティブでいていいんだって思った。心の中につかえていたものがスーっと取れた。

聞けば、病院での療育、発達センターにも通っていて、グループ療育や言語療法頑張っていること。

毎日癇癪が激しすぎて義母に嫌がられていること、たまに保育園に発達障害のことを話した上で預けて、自分は美容院に行ったり、自分の用事を済ましていたりすること。

習い事もしていること。

わたしは拍子抜けした。先が拓けて光が見えた気がした。

発達センターに行ってみるといいよ。そのお母さんは教えてくれた。

早速、発達センターに電話して予約を取った。2ヶ月待ちで面接の予約を入れた。

長くなったので続きます。