【家庭で療育】目が合わない子編 親ができる療育。具体的な方法
前回の記事で書いたように、私が実践した方法を教えます。
1、興味と目線を合わせる練習。なるべく顔周辺を見ながら話を聞く練習
まず、注意事項です。
・興味がなさそうだったら、しつこくしない。無理強いしない。
・前回だめでも、少し時間を空けて遊びに誘ってみる。遊び道具を3秒くらい見てくれるようなら、やってみる。
・はまっているようなら、じっくり付き合ってやる
・説明をするときは、できれば毎回同じ流れ、文言で。
違う文言では理解しにくいので。
例 「これ遊んでみる?」
「やり方を説明します、○○○・・・」
「最初にママがやります。見ていてください。
「見ているときは、手はお膝で聞きます。ママのここ(口あたり)を指差して
を見て聞きます。」
できたらめっちゃめっちゃ褒める。めちゃめちゃ褒める。
でも、最初から、これはできません。
ぐずるし、おもちゃが触りたいから、話なんか聞きません。もともと話を聞くことに興味がないからです。
でも、やるのです。タイミングを見計らって。繰り返し、子供の目線を見ておもちゃに興味があるかないかを観察します。そしておもちゃを自分の顔の横に持ってきて説明します。
おもちゃと自分の顔を近づけるのがポイントです。
凸凹ちゃんは、もともと視野が狭いです。下の写真の6歳児視野よりさらにさらに狭いです。視野が狭いので、説明するときは顔を見るのを教えるために近づけます。
すごく視野が狭いのって不便なんだと思います。子供の視野を考えながら、少しずつやればできてきます。根気よく一緒に楽しんで。視野が狭くても親の表情は視界に入っています。明るい笑顔で頑張りましょう。
もし、疲れていて笑えなくても、口角をあげるだけでもいいです。
(ホネッキーより)
2、見通しをつけながら誘導する。
上に書いたように、先に何をやるのかわかっていると、
うまくできる可能性が上がります。
先の見通しがつけるのが苦手な子が多いので、
まず、説明したり、目で見て理解するのが得意な視覚優位の子(また別記事にします)には絵で描いて説明してあげます。
見通しをつける
こうやって今日やることをまず一つ一つ説明して
終わったら、外す、目線からなくす。
これ大事
そして、もっと詳しく遊びかたカード、顔を見て話を聞くカード
手はお膝で話を聞くカードとかやってほしいカードを出しながら説明すると
理解しやすいようです。実際うちが受けていたグループ療育でも実践していました。
先を読むイマジネーション能力の発達がゆっくりなので、
自分で先を考えて行動するのが恐怖なのです。怖いのです。
先に何があるのかわからないなんて、大人だって怖いでしょう。
自分で考えて行動する子供にしたいのであれば、
一つ一つ親が解説してやり、こうやったら、できる。
簡単な説明を理解して、一つ一つ順をおって作業する。
するとできる。褒めてもらえる。嬉しい。またやりたい。。。。
それを根気よく丁寧に、教えていってあげましょう。
頑張りましょう!
視覚で理解して、わかりやすく。無料でダウンロードできるサイトもいっぱいあるので
ダウンロードしてもいいし自分で作ってもいいですね。ラミネーターしてもいいかも。
あと、ホワイトボードは買っておくと便利ですよ。色々使えます。
うちは使いすぎで先日壊れました。この写真より大きいサイズでホームセンターで600円くらい。ホワイドボードマーカーも100均で。いろんなカラーもありますよ。
写真お借りしました
長くなってしまったので、シール貼りのフリーサイトだけ紹介します。
ダウンロードしなくても、ますを書いてやって自由帳に並べて貼る。5こずつはる
10こずつはるなど と教えると算数の勉強にもなりますね。モンテッソーリでもシールはりのお仕事あります、
手と目の強調運動の練習方法はシール、ハンコおし、洗濯バサミを厚紙に挟む、マグネットをホワイトボードに並べてはる、いろんな形のマグネットで動物など形を作る。など色々あります。長くなったのでまた次回。市販の療育グッズなども紹介します。