【心理学】自分を知り 自分を変える
この本の無意識はフロイトとは違う(負の作用
適応的無意識(正の作用)・・・👦ウィルソン(私たち自身にとって見知らぬ人)とはすなわち自分自身のことでありウィルソンはそれを適応的無意識とよんだ
・・・意識的にはアクセスできないが判断感情行動には影響を与える心的過程
進化心理学に基づく心の機能までもが心理的産物である。無意識もまた周辺の環境に適応されるために能力として進化的選択をされてきた
ミスターD自己受容感覚が人間にはある。手や胴体がどこにあるのか教えてくれるから立ったり歩いたりできる
母国語であれば無意識に理解できる外国語では考えないと理解できないしかし本当は頭の中では同じことをしているはず。しかし無意識のうちにできる。
どんな情報の注目すべきか考えることも無意識に入る
・私たちの五感はあらゆる瞬間に1100万要素以上の情報を受け取り脳に情報を送っているが、そのうち私たちが意識的に処理できるのは多く見積もってせいぜい40要素程度だという つまり意識的過程のみで大量の情報をさばききれない。手に負えない情報をさばいているのが無意識過程だという(無意識的過程の方が意識的要素よりより速く多く努力なしに処理でき、情報処理の効率のため) フロイトの抑圧のためとは違う
例えば、ジャンボ旅客機の自動操縦に似ている
・無意識過程の優先順位とは
いくつかの基準を設けて情報の選択をしている
1自己との関連性(大勢の中の会話で自分の名前が耳に飛び込んできたら途端に耳に入って意識的過程に入って来る
アクセス可能性・・・一時的可能性 記憶ないに貯蔵されている情報への接近(アクセス)しやすさどれくらい最近の情報か?繰り返しか?
・・・慢性的、習慣的可能性 個人差ある人によってアクセスのしやすさは変わる(人柄?知性?)
・心理的免疫システム 良い気分基準 「良い気分」基準 自分に最大の喜びを与えるよう世界をみようとする 時に正確さやアクセスのしやすさより優先される心の健康のため
とは一般に右側の商品を選びやすい なぜ右側を選んだか聞いても右側を理由に話すひとはいない、製品のよさなどを理由にする(無意識のうち右側を選んでいるのに)
意識的に分析することによってかえって適応的無意識ができなくなる自滅的になる
自分の選択にいろいろ考えるより。実際に起こったことに対して物語を描く方が生産的である。意味を見出せることになる
- 作者: マルコム・グラッドウェル,沢田博,阿部尚美
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本
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外部情報に頼ることが大切
1心理学に対する知識(自分の心を知りたければ心理学しょを読んだ方がいい
2他者の目を利用する 自分で自分のことを認識するより他社に観察してもらうか、自分自身を鏡に見立て観察 自己理解の友好的な方法の一つ
3自己知覚理論 自分の行動を自分自身で観察する 自分の内部情報をもとに自分自身を理解していると思っているが第三者として観察する
自分の自己像とかけ離れていた場合
まず、行動を変える 良いことをすれば良い人間になれるということ
行動→ 繰り返す→ 習慣→ 無意識に習慣化 特別な努力や注意を必要とすることがなく行動できるようになる 何より行動を変えるとその行動に基づいた新たな自己物語が作りやすくなり、自己知覚によって自己像も変化する
しかし無意識的過程も長年の無意識的直感 前提となる経験や知識が必要なので、最初は知識がない状態ではリスクを伴うものになるので注意が必要