気にしすぎママのブログ

頭の中の整理整頓、備忘録。子育てや生活に活かせる心理学勉強中。

【心理学】オープニングアップ

 

オープニングアップ: 秘密の告白と心身の健康

オープニングアップ: 秘密の告白と心身の健康

  • 作者: J.W.ペネベーガー,James W. Pennebaker,余語真夫
  • 出版社/メーカー: 北大路書房
  • 発売日: 2000/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • クリック: 3回
  • この商品を含むブログ (3件) を見る
 

👦ジェームスペネベーカー 

自己開示 個人的な情報を人に打ち明ける 相互性の規範が自己開示の程度に与える影響や自己開示が2者関係の親密性に及ぼす影響がある

 

辛い体験や秘密を持つことは心や体に多くの負担がある

ガンや精神疾患の患者が多い 辛い経験自体が心や体に影響を及ぼすのではなく、人に話すことを抑制することが心や体に影響を及ぼすのではないか?

実験 トラウマ経験者にプライバシー守られた状況で辛い経験を筆記してもらう15分4日間 4グループ

1辛い経験内容その時の感情詳しく感情含め辛い感情、状況両方開示軍

2直接触れず感情のみ辛い感情のみ開示軍

3過去の経験の状況のみ感情なし辛い状況のみ開示軍

4関係ない軽い話題統制軍開示なし

短期効果心拍数血圧ネガティブ感情1が一番多いが4ヶ月ご

長期効果は1が一番少ない 減少していた 開示がもたらす様々な効果

1短期的には感情的な動揺が深まるが時間の経過に伴い感情的側面についてもポジティブ

2感情面もプラス効果ワーキングメモリ増 未解決問題があるとそっちにメモリが取られてしまうため

3免疫機能の改善が見られる 不眠などに

4社会生活への効果

 

開示は人種問題は効果なし 自宅の方が良い ある程度の時間を確保して

1日15分程度3、4日でも良い

 

コーピング(対処)

1問題焦点型の対処 問題に直接対処して問題改善を図る

2感情焦点型の対処 ストレスをもたらす対象には直接働きかけず不快な感情の方に働きかける 「抑制型の対処」今苦しめられていることを考えないで理解を深めて行くことも深めてしまい未解決の辛い経験は未解決の増加はワーキングメモリを使ってしまうためストレスが慢性化してしまう。全身の緊張状態を高めるために何が起こってもすぐ対処できるように全身が緊張状態を保つため体を警戒状態においているが、ずっとこの状態を続けると精神的にも体力的にも疲弊しきってしまい 体調不良や慢性疾患

意識から追い出しても心には残り毒を出しつずけることが多い

 

抑制するのではなく、積極的に向き合っていく促進型対処 自己開示を行うことで経験に対して感情のコントロールが行いやすくなり、慢性化したストレス状態が沈静化する心が軽くなるだけでなく、体も緩和されて行く