気にしすぎママのブログ

頭の中の整理整頓、備忘録。子育てや生活に活かせる心理学勉強中。

頭の中が不安で支配されて困っている人へ(脳は意外と一つのことしかできない)

脳は一つのことしかできない

コンピューターのようなマルチタスクは基本ない。

脳は「不安」があると他のことを考える余地、隙間がなくなる。

ワーキングメモリの容量を全て取られてしまうのだ。

要は不安スイッチが入ってしまうと、頭が不安しかなくて、何も聞こえない

会話する余裕もない

不安に支配される

これよくあるパターン。これは脳の持っている特性。

しかし、これはどうしようもないのか?実はそうでもない。

脳は一つの仕事しかできないのだから、この不安を追い出してやれば良い。

例えば、怒りで頭の中がいっぱい喧嘩している時、ピンポーンインターホン

がなったとする。

その時怒り狂った顔で来客に出ていかないですよね?

何オクターブも高い声で何事もなかったように対応し、

それが終わったら喧嘩が終わってたりする。

このように、別の行動(考え)をすると怒りの処理ができていいて追い出すことができる。不安なことも然り。例えば明日100m走を走らなければ行けなくて、スタートラインに立つのがいや、前の晩から緊張してしまうっていうことあると思うけど

一旦スタートのピストルが鳴ったら不安な気持ちは追い出され、ただただ無心で一生懸命走っているだろう。

明日会社で来客がある、前の晩から不安で嫌でしょうがない、けれど時間はたっていざ来客が目の前にいて会話が始まったらどうだろう。

何も考えずただただ、来客者と向き合って話をしているのではないだろうか。

まあ。あまり不安感情に支配され続けたり困っていない人はこれで少し納得してくれるかもしれないが、小さい頃から不安に取り憑かれている人

はこのことがわかっても、あまり納得できないだろう。

なぜなら、不安や怒りは自分の中から出てくる自然な感情なので、とっさの

先ほどのような咄嗟の来客で気分が一次的に変わるようなことは

本体の自分の考え方生き方を否定していしまっている。本来の自分に反していてむしろ誤魔化さず怒り続けていることが良いとしてしまう。じぶんらしいような気になってしまう。

今までの自分のやってきた考え、方法、毎日繰り返し繰り返し悩んできた時間も含め、投資したものと考えてしまう。自分が投資して着た時間を手放せない。

その嫌な感情についても他のことにすり替えようとすることを一つの危機感として捉える。

そんな価値観でさえ価値があると思っている。

でもどうでしょう?客観的に考えてみて ずっと来客者がきても怒り続けているのは良いこと?、それが本当の自分なのでしょうか?

よく考えれば、よくないことだってわかっている人の方が多い。

でもなぜ?

原因は幼少期に遡る。

幼少期に不安や怒りの感情にぶつかった時、いつまでもこんな気持ちのままでいてもしょうがないよー。っていうことを教えてもらって育ってきた人はそのように育つが、

幼少期親に相手をされなかったり、もともと怒り続けたり不安でいっぱいの親に育てられたり、気持ちの方向転換さえも許されない環境で育ってくると、

なかなか自分の価値について大人になっても自問自答したり、悩みの原因になってしまうことが多い。現代社会親も時間ない。余裕ない。

我慢をして親に迷惑をかけないで我慢をしているのが良いとされて育ってきた人は

我慢をすることこそ価値がある。と毎日毎日植え付けられて、毎日毎日我慢して自分の思考の自由さえもなくなり、不安に支配され抜け出せない脳に育ってしまう。

そういう風に思うことが意味のあること。

大人になっても、変わらず我慢

他のことを考えるのはふらちな自分。

答えが出ないことに一日エネルギーを使い果たし、また同じことの繰り返し、また悩み病んで行く、繰り返し繰り返し。

けれど

それは幼少期の自分が決めたこと。

今の自分を幸せにする方法ではない。

きっとこの考え方ではダメなことは気づいているはず。

自分の思考の価値、一番大事なことってなんだろう。

本当に不安?怒り?昔の自分?

 

どうだろう。幼少期の自分にはさよならして、新しい思考を手に入れるって

勇気がいるけど、素敵なことだと私は思う。新しい自分になる。

それは、

不安になったら別のことを考える練習。(別の行動でも良い)

ごまかしてるんじゃない。練習。練習。3年くらい立つとごまかしてるなんて思わないスキルに変わってくる。

まず、箇条書きでいいから紙に書き出してみよう。

自分の、嫌な感情ぜんぶ。それで、

別の紙に幼少期の自分の心も思い出して書き出す。

次に、自分の好きなこと、咄嗟に不安を書き出してくれるような大好きなことを

書き出す。文字におこして視覚で確認これ重要。

自分の思考を知り整理する。最初はうまくできないかも。

けれど落ち込まなくていい。練習練習。

細かく知りたい人は認知行動療法の本でも読んでみてください。

一人でできそうもなかったら

カウンセリングを受けて良いカウンセラーを探して見るのもいいね。