【家庭で療育】発達障がいについて、うちの場合。その2
前回の記事。よかったら読んでくださいね。
そして発達センターの面接日がやって来た。
本当に本当に緊張しながら、センターへ行って受付した。
待合室には普通に大人しく本を読んでいる親子がいた。
あれ?なんか普通。あの子何を相談しに来ているんだろう?
と、その横に息子はいない。また逃亡して廊下を走っている。
はああああ。もう泣きそうだよ。慌ててまた追いかける。
この日に備えて相談内容をワードで打って来た。
その紙もぐしゃぐしゃになってしまった。
「こんにちは〜始めまして。一緒に遊ぼう!」
迎えに来てくれた、心理士さんが息子に声をかける。
今までわたしの言うことなんて聞かなかった息子が、心理士さんと手を繋いで
相談室に向かっている。 やっぱりプロは違うな。淡い期待を抱いて相談室にわたしも向かった。
「すみません、息子さんの様子を見たいので、先に息子さんと遊びながら見させてもらっていいですか?お母さんはこちらの部屋で待っていてください。」
いきなり母子分離? 「は、はい。。。大丈夫かな??」
わたしの心配をよそに楽しそうに遊んでいたようだ。
そのあと、簡単な自己紹介を済ませ、心理士さんはわたしの悩みを聞いてくれた。
自然に涙が出た。
泣いたらダメだ。けど初めて救ってくれる人が現れて、心がすーっとした。
相談していいんだ。分かってくれる人がいるんだ。前に進める。 そう思った。
「次回、早速発達テストをしてみようと思うんですが?」と言われた。
わたしは「お願いします。」と言う声が震えた。
このテストで人生が決まる。そうも思ってしまった。
息子、発達検査を受ける。新型k式
いよいよ発達検査の日。
わたしの緊張とは裏腹に息子は心理士さんと遊べるので上機嫌。
母子分離でテストが行われ、マジックミラーのようなもので様子をチェックできた。
積み木の課題。パズルの課題。紐通しの課題。予測の課題。
わたしもググって相当発達検査について調べて来たから、
見ていれば大体何を検査しているのかはわかった。
息子は途中で離席が目立ち、注意欠陥の部分がどう採点されるのか?気になった。
結果は次回。
そして結果の日。
結果は離席のところは減点されていたし、厳しい採点だったが、一応、平均範囲内だった。やっぱり心配しすぎだった。
けれど、凸凹がはっきり出ていた。
言語能力の低さと注意力について、解説してもらった。
このままだと、幼稚園での離席。集中力の欠如 不器用さによる遅れ、先生の指示通りに動けない。など 心配事が具体化して来た。
それと、グループ療育に無料で参加できること。
心理士さんから、定期的に療育を受けられること。
急いで、児童精神科で診断をもらわなくてもいいのではないかと言うこと。
取り組まなければならないことが、具体化したことで、行動に移せる!
わたしは、今心配より今のわたしに何ができるかを考えることができた。
そうだ、泣いてばかりじゃダメだ、何ができるか考えて早速始めよう!
心に決めて、早速本屋にむかった。
わたしは前を向いていた。息子を追いかけながら。
次からは、具体的にわたしが行って来た家庭での療育について書きます。
よろしければ参考になさってください。
乳幼児からの実験に基づく心理学にてついて、もそのうち書きたいと思います。